OEMの種類について

query_builder 2025/01/01
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OEMには、さまざまな種類があることをご存じでしょうか。
基本的な仕組みは同じですが、形態の違いによっていくつかのタイプに分かれます。
そこでこの記事では、OEMの種類について紹介します。
▼OEMの種類
■垂直的分業
垂直的分業とは、高い技術を持つメーカーが委託者となり、他のメーカーが受託製造をする形態のことです。
例えば、ブランド力がある会社が企画と設計をしたものを、技術力が低いメーカーが組み立てる形態を指します。
基本的に提案や進行の主導権は委託者が握り、製品の管理権や所有権も委託側が保持するのが一般的です。
また委託者は高い技術を持つため、受託者に対して技術指導を行うこともあります。
■水平的分業
水平的分業とは、同等レベルの生産技術を持つ企業同士が協力して行う形態のことです。
例えば、企画が得意な会社が製品開発を行い、ブランド力がある会社が販売するような形態を指します。
それぞれの得意分野が異なる場合に有効な手法です。
また費用を抑えて経営効率を上げられるため、中小零細企業や個人事業主など資本を持たない事業者が商品開発を行う場合に用いられます。
▼まとめ
OEMは「垂直的分業」と「水平的分業」の2種類があります。
垂直的分業は、委託者が主導権を握り製品の管理権や所有権を持つため、下請けの要素が強い形態です。
一方の水平的分業は、それぞれが同等の関係で協力し合って製品を製造販売を行っている形態です。
『株式会社テクノシンセイ』は、工場の労働環境を向上させるサービスや製品を提案しております。
大阪や兵庫で工場の労働環境を改善させたいという方は、お気軽にお問い合わせください。

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